富乃宝山などの宝山シリーズを醸す西酒造のご案内
2008年7月7日からはじまったG8サミット。「北海道、大地と海の恵み」がテーマで旬の道産食材がふんだんに使われた洞爺湖サミットの晩餐会で、各国首脳にお出しされたお酒に西酒造の「万暦」「宝山 芋麹全量」が使用されました。各国首脳を交えた晩餐会において当蔵のお酒が使用されることは大変な栄誉であり、その旨さと信頼の証と言えるでしょう。
また、宝山の割り水ともなっている「HOUMEI」もミネラルウォーターとして提供され、原料そのものが評価されました。
たとえばワインが、ぶどうの品種によって味が違ったり、日本酒が米の種類によって味が違うように、焼酎も芋の種類が異なれば、当然味も香りも変わってきます。
そして芋と同様、その種類の違いによって、焼酎が醸し出す香味に絶妙な変化をもたらしてくれるのが麹の存在。 私たちは、まだ見ぬ焼酎の新たなうまさを開拓する為に、どのような芋と麹を組み合わせるのが最良なのかを試行錯誤しています。 焼酎に合う芋の可能性を科学の力を借りて追求しようと蔵に独自の研究所も設けました。 また、農家の方から大切に預かった芋は、早朝から社員総出で傷んだ部分や焼酎造りに不要な部分を削り取っています。 科学だけに頼らず、自分たちの目や手で芋を確かめることも同様に大切にしています。
西酒造は創業以来、先達から受け継いだ伝統的な技を守りながら、純粋にうまさを追求しています。
しかし、時代とともに変化していかなければならないものもあります。ひとつは、お客様の嗜好にある新しい焼酎を提案し続けること。そして、何よりも社会事情に適した品質管理を行っていくことです。 この度、さらに安心して当社の焼酎とお付き合いいただくために、品質に対する姿勢を明文化した独自の「西酒造品質方針」を制定しました。 蔵人一丸となり、引き続きうまさとより信頼していただける焼酎造りを追及すると共に、皆様と焼酎の絆をこれまで以上に強くできるように精一杯の努力をしてまいります。
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